沖縄のラーメン屋さん探訪記`08`09

お店の中に入ると、ひとつのテーブルに4人程、観光客らしきお客が陣取っていた。カウンターの席には誰も座っていなかったので、左側の方に座った。お店の中を見ると相変わらず至るところに訪れたお客の大量の名刺が張ってある。お店の真ん中の名刺を天井近くまで張ってある柱の真ん中あたりにある時計は昨年2月に来た時にはアナログだったのだが、いつの間にかデジタルに変わってそのままであった。カウンターの上に置いてあるメニューを見ると前回と変化はないようだった。今日は醤油系が食べたかった。「濃厚魚介醤油ラーメン」750円を頼もうか迷ったのだが、結局ノーマルに「醤油ラーメン」700円を注文した。カウンターの中では女性が調理を担当している。ラーメンは3~4分で出来上がってきた。



出来上がってきたラーメンは長ネギ、青ネギを旨く組み合わせて真中に彩り良く載せられている。麺は中太縮れ麺で歯ごたえ十分で食べ応えがある。他の具材はキクラゲ、メンマ、玉葱、チャーシュー、豚挽肉が載せられている。スープは仄かな甘みを感じる醤油味で見た目の黒さからは想像できないほどマイルドで玉葱などの野菜の旨みも活かされている。ベースの醤油ダレ自体も円やかなものを使っているのか、とんがった部分が全然ない。札幌との融合ではなく北海道との融合だろうと感じる。醤油の濃さは一部の旭川のお店のイメージ近いラーメンだ。全体的にバランスが良く美味しく食べられる満足感が高いラーメンだと思う。

このラーメン食べている内にやっぱり札幌系のラーメンだとあらためて感じた。札幌の味噌ラーメンを作った「三平」は一杯のラーメンでお客が食事として満足できるものを作ろうと考え味噌ベースで具に野菜類を載せて完成させたと聞く。その精神が脈々と今の札幌ラーメンには受け継がれている。ここのラーメンも玉葱や挽肉も入っていてある程度満足感を得られるボリュームになっていると思う。最後スープのみとなりレンゲで食べ進み、少しスープを残し完食した。今回の「醤油ラーメン」は前回よりもスープにコクが感じられ進化しているように感じたが・・・勘違いかなぁ～
でも以前より美味しく感じたのは本当であるｗ

ご馳走様でしたm(__)m

月～木／ 昼 11:30～15:00 ／ 夜 17:00～翌 3:00
金・土／ 昼 11:30～15:00 ／ 夜 17:00～翌 5:00
日曜日／ 夜 19:00～翌 1:00　　　※不定休
沖縄県那覇市牧志1-2-30

【満足度】　★★★★★★★★☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★☆☆
【スープ 】  ★★★★★★★★☆☆