自家製麺 三竹寿(さんちくじゅ)

sabu

2009年05月01日 11:01

2009年04月28日(火)
仕事が終わると豊見城からおもろまち経由で宜野湾まで帰るので、「三竹寿」のすぐ近くをいつも通る。食べようと思えば毎日でも立ち寄れる。しかし昔から「つけ麺」は、ラーメンの亜流的存在だという思いがあり、最近でこそ「つけ麺」はどこでも出すようになっているので食べる機会が増えたが、無性に「食べたいw」と感じたことがないので、気が向いたら行ってみようと思っていた。この店のような「つけ麺専門店」は沖縄では、珍しい存在だ。(他には広島激辛つけ麺  じゃけんぐらいかな・・・)開店当日行って以来行ってなかったのだが、一月半が経ちどうなっているか見てみようと思い寄ることにした。

以前の記事はコチラ→三竹寿(3/12オープン)/自家製麺 三竹寿(さんちくじゅ)
駐車場に入ると、1台の車も停まっていない。営業しているのかな・・・と思ったが、お店の裏口が開いて電気が付いているようなので安心して、表のお店の入り口に向かった。お店に入ろうとすると、1人入れ替わりに出て行き、中にはお客が2人いるだけだった。

お店の奥のカウンター席に案内されそこに座り、カウンター席の目の前に張ってあるメニューを見た。前回は「あつもり」750円を食べたので、今日は「つけめん」750円とトッピングで「辛エビ」50円を注文した。暫くすると、他のお客が居なくなり、店内の客は私一人になった。時刻は18:40分頃であった。エアポケットのようなものだろうか・・・それとも、最近はこんなもんなのか・・・分らないが、このお店も落ち着いてきたことは間違いない。

つけ麺が出来上がってくるのを待っていると、女性のお店の方が「辛エビ」を先に持ってきた。試しにちょっと摘まんで食べてみると、かなりの辛さが口一杯に広がった。すぐに目の前にあった、漬物を皿に盛り、口に放り込んで中和した。この漬物、甘酢漬けのようなもので、柑橘系の皮も入っていてなかなか味わい深い。有難いサービスである。


前回は出てくるのに15分かかったのだが、今日は10分で「つけめん」が出てきた。ここはゆで時間に7分以上かかるのでお客が居ないこの状況ではこんなものかも知れない。見るとつけ汁は前回同様魚粉系の粉が上からまぶしてあり、具には海苔と「の」の字のナルトが浮かんでいる。麺はよく分らないのだが、他ではお目にかかったことがない薄茶の太麺である。何を混ぜればこんな色になるんだろう・・・不思議な麺である。

麺を一本何もつけずに食べて見た。前回の「あつもり」の麺とは歯ごたえが違う。前回の麺はつけ汁を吸収するような麺で、今回の麺は、かなりしまった麺。噛むとはなり弾力がある。
どちらも美味しいと思うが、麺の食感の良さと喉越しを味わいたい人は「つけめん」、つけ汁の濃厚さを十分味わいたい人は「あつもり」といったところかも知れない。何も入れないつけ汁に麺を付けて、暫く食べてみてから、トッピングの「辛エビ」を半分ほど投入した。この濃厚なつけ汁は、この辛さの中でも存在感を失わない。麺をつけて食べても、魚介系の風味も消えないし、その旨みを活かしつつもピリ辛感が食欲を増してくれる。

硬めの豚肉のブロック系のチャーシューが数個入っているのだが、前回も感じたように、このチャーシューはこの濃厚スープの中で活かされている。普通のラーメン屋さんで出す、スープを吸収するようなチャーシューを入れると濃厚なスープの中で同化してしまい、存在感がなくなると思う。その為、脂身の少ないこのブロック系のチャーシューをつかっていると思う。

最後、麺を食べつくして「スープ割り」をお願いした。「少なかったら言ってくださいね」との言葉を添えて白い流線形の器に入れて割りスープが登場w早速付けダレに割りスープ投入wちょっと濃いめのスープだったが、一気に飲み干して完食です。

ご馳走様でしたm(__)m
つけ麺は、はっきり言って東京でも頑として食べなかったカテゴリーだったので、全国レベルと比べることができないのだが、沖縄のつけ麺の中では別格だと感じた。だが、ここで普通のラーメンも出してくれないかなぁ~もっと通うのになぁ~・・・

最後に、初日に来た時と比べると、調味料が1個少なくなっている。「ゆず」系のものが消えているw
なぜ???



営業 11:30~15:00、18:00~21:00(材料がなくなり次第終了)
<夜の部は以前は17:30~だったが変更したようだ>
休み 水
場所 那覇市真嘉比2-1-6 S&Hマンション1階

【満足度】 ★★★★★★
【 麺  】 ★★★★★★
【スープ 】 ★★★★★★☆ 
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