生蕎麦 新 富

sabu

2009年08月11日 20:06

2009年07月26日(日)
この日は前日東京から遊びにきた中3の息子とお袋を連れて、「美ら海水族館」まで出かけた。開館と同時に水族館に入ったので出てきたのは12時前でお腹も空いてきたので、食事をすることにした。思い浮かんだのは昨年3月以来となる「生蕎麦 新 富」だった。当時奥さんが病気で東京に帰っていて1日10食程度しか作れないとこぼしていた御主人は元気で未だ営業しているのだろうか、ちょっと心配だったが、案内板も街道沿いにありお店も健在で安心した。車をお店の前に停めて早速お店に入って行った。
お店の中は先客が2組いた。私たちが入るとテーブル席は満席なった。カウンターの中には初めて見る奥さんが元気に働いていた。病気が良くなって戻られたようだ。良かったですね~^^ご主人も忙しく蕎麦を作っているし、1日10食から30食に戻り順調に営業されているようだ。

メニュー(左が今回、右が昨年)を見るとかなり増えている。きつねそば(うどん)、肉そば(うどん)と丼ぶりものが追加されたようだ。もっとも、前回来た時には白い紙で隠してあるメニューがあったので、奥さんが戻ってきて正常メニューに戻ったと言った方が正しいのかもしれない。サラリーマン時代昼飯は蕎麦屋に行くと「ざるそば」なら2枚盛りか3枚盛り、「たぬきそば」なら「親子丼」も一緒に頼んでちょうど良かったが」、今はざるそばだけで満足してしまう我が身が情けないwと言うことで私は「ざるそば」500円に決めて、ほかの2人はお袋が同じ「ざるそば」、息子は「とろろうどん」600円を注文した。そう言えば、昨年のメニューを見ると分かるが以前は「ざるそば」のことを「せいろそば」と表記していたがそれが変わっている。分かりづらいので変えたのかもしれないな。ざるそばの方が私には分かり易い。
暫くすると奥さんが「ざるそば」を3つ運んできた。えっ「ざるそば」3つ!?

残念w息子の「とろろうどん」がざるそばに変わって出てきた。一応「とろろうどん」を注文したことを奥さんに伝えたのだが、今更作り直しでは奥さんも可哀想なので、息子に「お前、お腹が空いているだろ?取り敢えずそれを食べてくれるか?」と聞くと事情を察したのか「いいよ!」との健気なお返事w良い子に育ったものだと親馬鹿な感傷に浸りながら目の前のざるそばを食べ始めた。

蕎麦は優しい感じの手打ち蕎麦である。蕎麦の香りが芳醇に香るとかの1級品の蕎麦というわけではない。那覇の「そば TO すば」のような力強い蕎麦も好きだが、「神田まつや」系のような優しい蕎麦も好きな方である。ちょっと量が少ないので2~3分で食べ終えて、もう一枚食べようか迷ったが、今日はお客がひっきりなしにお店を覗いては「満席です」とご夫婦が断っている状況。それを尻目に長居は無用だと感じ、「そば湯」をお願いした。
すぐにそば湯が運ばれてきて、それを残ったつけ汁に注ぎ飲むとここのそば湯とても美味しくて驚いた。前回はそれほど思わなかったのだが沖縄に来て飲んだそば湯では今回のそば湯が一番美味しく感じた。業とらしく白濁させたそば湯とかではなく、自然な蕎麦の茹で汁…さらっとしているがとても味わい深いそば湯である。2~3回継ぎ足して全部飲みほした。ご馳走さまでしたm(__)m



【満足度】 ★★★★★★★
【 麺  】 ★★★★★★★☆☆
【 汁   】 ★★★★★★★
【 薬味 】 ★★★★★★★
 
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