中華食堂 麺作

sabu

2009年12月21日 14:04

2009年12月18日(金)
気になっていた中華料理店が糸満にあった。以前見かけて入ろうとしたら駐車場が一杯で入れず他の店で食事をしたことがあった。その場所がどうしても正確に思い出せずにいた。そんな時に「OKINAWA中華 100」なる本に糸満市の「中華料理 麺作」が紹介されていた。「ここだ!」と場所を確認すると阿波根交差点のすぐ近くではないか・・・近くを何度も通っているのに、何故見逃していたのかw早速昼休みに行って見ることにした。お店の前は車が1台停まっているだけだった。空いているスペースに車を入れて、お店に入って行った。

12時半過ぎに入ったのだが、お客は2人程度だった。カウンター席と座敷の席があるのだが、1人なのでカウンター席に座った。ご夫婦で営業している感じで奥さんらしき方がお冷を運んできてくれた。厨房で料理をしているのがご主人らしく、30代くらいの若い方だ。暫く店内張り紙を見たりテーブルの上に置いてあるメニューを見ていた。やはり基本の醤油ラーメンを注文しようかと思ったが、何故か「たんめん」520円に惹きつけられ注文することにした。「たんめん」は5分程度でお盆に載って運ばれてきた。


ラーメンを見ると丁寧に下処理されたモヤシ、ニンジン、キャベツ、豚肉、青ネギなどが具として載っている。麺は細めの縮れ麺で、沖縄で初めてであった麺である。東京ではよく見かける中華屋さんらしい麺でスープに良く絡んで美味しい。スープは程よい塩分が効いている塩ベースで、コクと旨みを感じる。炒めた具から油の匂いなどはせず麺と一体となった私の理想に近い「たんめん」で、沖縄で初めてであった数少ない普通の「たんめん」だ。松山にあった「太陽軒」の「たんめん」がこれまでは一番美味しいと思った「たんめん」だった。「太陽軒」には負けるが、現存の沖縄のお店の中ではレベルの高い「たんめん」だと思う。

麺と具がバラバラなお店が多いのだが、麺を具と一緒に食べていくとそれぞれの存在が邪魔をせず、程良いバランスが取れている。スープも程よい塩味で癖がない。私は塩スープのラーメンにはラー油を入れるのが好きで、どこに行っても同じような行動をとる。美味しい塩ラーメン系には、ラー油が本当に合うと思う。日本橋に勤めていた頃会社の近くに「坦々麺」と「鶏そば」の美味しい中華料理店があった。そこで勧められて「鶏そば」にラー油を入れて食べたら凄く美味しくて癖になってしまった。今日も途中でラー油を入れて食べ進めた。 

程良い塩味にラー油の刺激が相まって食欲が増した。一気に麺と具を食べ尽くし、スープを残すのみとなった。レンゲでスープを掬っては口に運び続けたが、いくら飲んでも飽きがこない感じであっという間に全部飲みきってしまった。

ご馳走様でしたm(__)m

営業 11:30~16:00、18:00~22:00(日曜日12:00~)
休み 水
住所 沖縄県糸満市潮平773-2

【満足度】 ★★★★★★☆☆☆
【 麺  】 ★★★★★☆☆☆
【スープ 】 ★★★★★☆☆☆
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