麺や 偶 guu
2009年08月03日(月)
今日は会社帰りまた、浦添のパイプラインを宜野湾方面に向かいながら車を走らせていた。そう言えば8月1日にオープンした「麺や 偶」が近くにあったと思いだし、寄ってみることにした。この店のご主人は東京の井の頭線神泉駅にある「一風堂」系の「麺の坊 砦」で修業したとのことで期待が高まる。取り敢えず近くの沖縄銀行により、入金作業をしその後「偶」を探してみた。駐車場から20m程度北那覇税務署寄りに進んだところにラーメン屋らしきお店を発見しそのままお店に入っていった。
お店の中にはお客が2人いるだけだった。入るとすぐに「いらっしゃいませ~」の元気な声と共に人当たりのよさそうな店主らしき人物が出迎えてくれた。カウンター席が開いていたので、そちらに座ろうとすると、入口すぐ横の2人掛けのテーブル席に案内された。テーブルの上にはメニューが載っていたので見ると「偶ラーメン」750円、「のりと半熟卵ラーメン」850円、大盛100円増し、「手作り餃子」(10個)500円・(5個)250円、「ごはん」120円とあり、以下はドリンクメニューだった。迷わず「偶ラーメン」750円を注文した。待っている間に3組7名ほど入ってきて、更にお客が増え、2組程待ちの状況となった。3分程すると、店主が陶器のボウルのようなものを手に持って席に近付いてきた。??なんだ??と思いながら見ていると「お待たせいたしました」の言葉共にその陶器のボウルをテーブルの上に置いた。えっ!?ラーメン!?
その器は円球を途中から斜めにぶった切ったような形をしていた。この容器どこかで出会ったことがあると必死に記憶を呼び戻すと高田馬場にある有名なラーメン屋「二代目けいすけ」だ!と思い出した沖縄でこの容器に出会うとは・・・思いもよらなかった。「けいすけ」の容器はつるっとした陶磁器だったがこちらは素焼きのような陶器だ。それにしても、蓮華のでかさは同じくらいだが、器の大きさは「けいすけ」よりもでかいと思う。
麺を箸で摘み引き上げてみると、やや細縮れ麺である。軽そうな麺である。具には青梗菜、チャーシュー、玉葱の粗みじん切り、その上に細切り唐辛子が載っている。摘みあげた麺をそのまま口へ運び啜ってみると、衝撃が走った・・・凄い・・・このラーメンは、一体なんなんだ!麺から伝わってくるこの旨味とコクとが凝縮されたスープは・・・口の中で旨みが一気に爆発するかの如く広がっていく。本当に旨いwww箸が止まらないとは本当にこのことだった。次から次へと麺を口に運ぶ。あっという間にスープのみとなった。
残ったスープには粗みじんの玉葱が浮かぶ。この食感と甘みもこのラー
メンの美味しさを引き出すのに一役もふた役も買っている。またスープからは魚介系の風味と味を感じたのだが、動物系と魚介系を単に合わせただけのダブルスープではない気がする。沖縄でダブルスープ系のラーメンを食べると魚粉のようなものが後に残って興ざめすることが多いが、このラーメンスープを飲んでもざらつき感は微塵もしないし、器の底にも余計なものは何も残らない。麺を啜ったときに感じる濃厚な旨みはどこから来るのだろうか…ひょっとするとタレにも工夫があるのかもしれない。
しかし沖縄でこんなラーメンに出会えるとは驚きである。久々にラーメンの食べ歩きやっていて良かったと思った。ラーメン不毛地帯だった沖縄県にもこんな凄いラーメン屋が出現するようになったことはうれしい限りである。
御馳走様でしたm(__)m
営業 11:30~15:00、18:00~21:00
(暫定営業中)
休み 火
住所 浦添市宮城4-12-6-101
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【満足度】
★★★★★★★
★★★
【 麺 】
★★★★★★★★★☆
【スープ 】
★★★★★★★★★★
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