
お店の入り口横には「創業22周年しょうゆらーめん300円」の手書きボードが置いてあった。よくよく考えると創業22年って凄いですね。これからも頑張ってほしいお店です。
取りあえずお店の中に入りカウンター席に座った。お客は女性が1人と男性が1人で2人だけだった。 女性は「餃子ミニらーめんセット」で、男性はの「しょうゆらーめん」を食べている。

カウンターの上のメニューを見るとセットものとラーメン単品と定食類などが載っている。「しょうゆらーめん」は300円になっている・・・安いw「しょうゆらーめん」にしようかとも思ったが、やはり以前食べたが、味の記憶が蘇らない、評判の「味噌らーめん」550円を注文しすることにした。ラーメンは5分程度で出来上がってきた。

目の前に置かれた「味噌らーめん」には、肩ロース系のチャーシュー3枚とメンマ、それに丁寧に芽やひげが処理されたモヤシが綺麗に盛り付けられている。その上から青ネギがまぶされている。麺は中細の麺で茹で加減も堅過ぎず、柔らかすぎず丁度いい感じだ。スープをレンゲで飲むと、味噌ダレの甘みが口一杯に広がる。やはり味噌らーめんは、スープの味と言うよりも味噌ダレの強烈な個性がドンブリを支配するようだ。ここの味噌ダレはかなり甘めになっているが、旨みも兼ね備えているので、麺を啜るとスープとのバランスが良く食が進む。なるほど、ここの味噌らーめんが昔から人気があるわけは、この独特の甘さを持った味噌ダレにあると推察される。沖縄では他では味わえない味噌ダレだと思う。20年以上前の開店当時では、その頃の沖縄のラーメン事情を考えると、かなりの魅力をもったラーメンだったに違いない。その頃からこのラーメンを食べいる人は、味噌らーめんと言えば未だに「田」だというのも頷ける話である。
私は味噌ラーメンには胡椒はあまり使わず、七味唐辛子か一味唐辛子を入れて食べるので、目の前にあった七味唐辛子を振りかけ食べ進んだ。因みに、北海道に行くとラーメン屋には七味唐辛子は置いてない。置いてあるのは一味唐辛子だ。だから札幌辺りで私が味噌ラーメンを食べる時には必然的に一味唐辛子を入れて食べていた。


東京でも北海道系を謳うラーメン屋は「一味」を置いてある店が多かったが、沖縄のお店では「
ラーメン道 北海洞」では「一味」を置いていたのが記憶にあるが、「追風丸」はどうだったか・・・覚えていないな。今度確かめてみよう。などと考えている内にスープを残すのみとなりそれをレンゲで飲んで行った。この日はちょっとお腹が空いていなかったため最後までスープを飲みきれなかったが、取り敢えず美味しく頂きました。
ここのお店の味噌らーめんは「追風丸」のような、どっしりとした本格的な札幌味噌ラーメンではないが、沖縄の他の店では、味わえない味噌ダレが癖になるラーメンだと思う。
ご馳走様でしたm(__)m
営業 11:30~22:30
休み なし
住所 沖縄県那覇市牧志2-3-22
【満足度】
★★★★★★★☆☆☆
【 麺 】
★★★★★★★☆☆☆
【スープ 】
★★★★★★★☆☆☆