風 雲

sabu

2009年03月29日 11:27

2009年03月27日(金)
今日は昼にあまり食欲がなく、軽いラーメンを食べたくなった。こんな時に思い浮かべるのが「風雲」である。「飲んだ後の一杯」的なラーメンは長浜屋台で培われた文化である。昔ながらの長浜系ラーメンを出してくれるお店は「風雲」以外に残念ながら沖縄には未だ他に無いw
豊見城から車を飛ばして浦添まで食べに行ったw

以前の記事はコチラ→風 雲1/風 雲 Part2/風 雲 Part3/風 雲4
お店の中は結構混んでいた。カウンターは満席w座敷席は2席空いていたが、靴を脱いで上がるのが面倒くさいので1つ空いていたテーブル席に座った。すぐにラーメンを柔で注文した。しかし、いつもは夜7時ごろに来るのだが、昼間久しぶりに来てみて、結構繁盛しているんだなぁ~と感心した。


いつも通り、2~3分でラーメンが出てきた。今日はいつもいる奥さんじゃなくて、新しいバイト女の子が運んできた。奥さんは臨月っぽかったので、いよいよ2人目の誕生が近いのかなぁ~おめでとうございます(*^_^*)
ここのご主人と直接話したことがないのだが、たぶんお互いに存在は認識してるwだけど、損得勘定抜きで、いつも来るお客と美味しいラーメンを出してくれる店主という関係でいるのが、私は心地良いと感じている。
出てきたラーメンに胡椒、スリゴマを振りかけ、辛子高菜を載せて準備完了w早速食べ始めた。

麺はいつもの細麺だがスープに絡んで美味しい。この麺を太麺に変えたらラーメン自体のバランスが崩れてこの美味しさは木端微塵に消えてなくなると思う。非常にバランスが良いラーメンである。麺を啜ると旨みと甘味が口の中に広がっていく。本当にシンプルな味で、余計な味がない洗練されたラーメンだと思う。足し算のラーメンと引き算のラーメンがあると思う。豚骨に鳥ガラのスープや魚介系を混ぜたり、辛味を加えたりするのが足し算のラーメンだとすると、純粋に豚骨に拘って作ったラーメンは原点に戻った引き算のラーメンだと思う。「風雲」は引き算のラーメンだと思うwダブルスープやトリプルスープや多重層を重ねたラーメンが多い中、ここのラーメンは誤魔化しが効かない領域で勝負している特筆すべきお店だと思う。

いつものように、2~3分で麺と具をたべ尽しスープを残すのみとなった。初めはレンゲでおとなしくスープを掬って飲んでいたが、我慢できなくなっていつものようにどんぶりを手で持って直接飲み始めたw

完食ですm(__)m
本当に美味しかった(*^_^*)
この店だけは永遠に沖縄で営業していて欲しいお店です。


営業
11:30~15:00、18:00~24:00 スープ終了まで
休み
住所 沖縄県浦添市仲西3-11-7

【満足度】 ★★★★★★
【 麺  】 ★★★★★★
【スープ 】 ★★★★★★


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