沖縄のラーメン屋さん探訪記`08`09

表でデジカメを構えて撮っている姿を見て店主がドアを開けて、「いらっしゃい」の言葉と共にドアを開けて出迎えてくれたのだ。お店の中は3組程お客がいた。最近気づいたのだがこのお店女性1人で来ている姿をチラホラ見る。入り易いお店何だろうなぁ～と思う。この日も座敷に1人で座っているミドルエイジの女性の姿があった。
カウンターに座り、店主に「特製らーめん」650円と「塩玉子」100円を注文した。店主は厨房で働く前回もいた若い従業員に注文を告げて、入口近くのカウンターの端っこに座り、お店に置いてある雑誌類のカバー強化のテープ張り作業をやっていた。ラーメンを待っている間に店主が話しかけてきたので「最近は弟子に任せているんですか？」と聞くとどうもそうらしい。だから、雑用に勤しんでいるんだね＾＾；と思っているとラーメンが運ばれてきた。
前回ドンブリの中に指さして馴れ馴れしい態度で食べ方を教えてくれた従業員だったｗラーメンはカウンター越しに「ラーメンです」と渡されたのだが、それを見てギョッとした・・・片手でドンブリを持ち親指をドンブリの中に入れているではないか・・・唖然ｗ・・・まあスープに指が入っているわけではないので未だ許せるが、しかしお客さんが口を付るかもしれないドンブリの淵、しかも内側に指を入れるなど許されない行為だと感じた。一瞬文句を言おうか考えたが、この場で声を荒げると他のお客を嫌な気分にさせると考え思いとどまった。しかし、この従業員この間から接客の基本が出来ていないというか・・・本当に非常識過ぎると思う。まあスープに親指を入れて平気でラーメンを出すふざけたお店は昔は東京でもたまに見かけたことがあるし、このことは店主が教育することだ。機会があったら店主に話をしよう・・・と思いながらラーメンを食べ始めた。


「特製らーめん」は網の目が綺麗に付いた大きめの炙りチャーシューが1枚、極太メンマ、赤いナルト、トッピングの塩玉子、薄く斜め切りされたネギと青ネギが載っている。開店当初はネギの存在感があったが、今はかなり少ない感じなっている。ネギが欲しいいなら100円でトッピングするしかないようだ。麺も進化しているらしいが、こればっかりは開店当初は「SAKURA]の麺に似ていると感じたが、今の麺はやや太くなってもっちり感が増しているような印象を受けるのだが・・・自信がない。スープは開店当初は見た目、多少こってり感があったが、スープを飲むと割とあっさりとしたスープで見た目と飲んだ感じのギャップが印象深かったのを覚えている。今は見た目も味も確実に深みとコクを増している。初めて食べ時は「いせや」のスープに似てる感じたのだが、「いせや」は「いせや」で、背脂の量を減らしあっさりした今のラーメンへ転換しているので、両店とも違う方向へ行ってしまい、今は全然違うスープになってしまった。

ここの「塩玉子」は絶品である。ほんのりと付いた塩味と旨みが半熟の黄身にと相まってとても美味しい。麺を啜り、具を食べ進み最後スープを残すのみとなった。ここのラーメンのスープは背脂が結構表面を覆って冷めないのが特徴だったが、今日は何故か少し冷めてしまっている。背脂の量を減らしたのか、たまたま私が背脂の浮いた表面ばかりを掬って飲んでしまったののか・・・分からないが、取り敢えずスープをレンゲで掬って飲み最後はドンブリを持ち上げ直接飲み干して完食です。

ご馳走様でしたm(__)m

最後、お勘定をする時にさっきの「ドンブリに指」事件を店主に話そうかと思ったが止めておいた。折角美味しいラーメンを食べたのに嫌な気分で帰りたくなかったので同じことが次回あったら直接注意することにした。替わりに「お店は順調ですか？」と聞くと「はい」とのことだった。レジに置いてある「麺屋 はちれん」の名刺を指差し「こちらは？」と聞くとあまり良くないとの返事が返ってきてビックリした。「え？あんだけ評判がいいのに？」と聞き返すと、「ひょっとするとお店を移転するかもしれない・・・」とのことだった・・・本当に不調らしい・・・

営業 11:30～（売切れ次第終了）
休み 日・祝祭日
住所 沖縄県宜野湾市普天間2-6-2（沖銀の裏手材木店の近く）

【満足度】　★★★★★★★★★☆
【　麺　　】　★★★★★★★★★☆
【スープ 】　★★★★★★★★★☆