てぃーだブログ › 沖縄のラーメン屋さん探訪記`08`09 › その他 › 桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店

2009年03月06日

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店 (2008年06月21日訪問)
昨年東京で食べたラーメンを紹介します。ここは「桂花ラーメン」という東京では有名な老舗で、東京に豚骨ラーメンの文化を持ち込み広げた草分け的なお店である。本店は熊本だが、東京の方がファンが多いかもしれない。私もその一人で東京に住んでいる頃はひどい時には1日2回食べてる頃もあったし、通学も通勤も新宿経由だったため大学時代から毎日のように食べていたお店である。初めて食べたのは30年以上前でそれからの付き合いだ。私のラーメンの原点になっていると言っても過言ではない。

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店 「東京新宿ふぁんてん新店」は2006年1月に2~3軒隣りの店舗からここへ移転しリニューアルオープンしたお店である。旧店舗の頃が私が東京にいたころで、この店は沖縄に来てから出来ているので実質上初めての訪問である。新宿には他に近くに東口駅前店、末広亭の近くに末広店(昔はここが本店で末広本店という名称で1号店だった)がある。階段を降りていくと目の前に大きな写真入りのメニューが派手に貼られている。

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店 入口横のポスターには「地下1階29席、地下2階11席」と書かれている。旧店舗は20人も入れば一杯だったのでかなり拡張したようだし、階段の大きなメニューをざっと見ただけでメニューが増えている感じだ。

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店旧店では、入口の食券売場に人がいて、そこで食券を購入して席につき店員に渡していたのだが、ここは入口の横に自販機が置いてあり、味気ない感じがした。更にメニューを見てビックリw渋谷店にしかなかった「DIDI麺」があるし、熊本でしか扱っていなかった「チャンポン」まである。サブメニューでは扱っていなかった餃子やビールまである。。。浦島太郎になった気分だ。。。それに、4年前は「マー油」も「キャベツ」多めにお願いするとサービスで増してくれたのに、ここでは「マー油50円」「キャベツ50円」のトッピングメニューになっているwww
なんか、サービスまで換金してしまったようで、淋しさを感じる・・・


桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店
文句を言ってても仕方ないので、「太肉麺(ターローメン)950円」のボタンを押し、席に座り食券を店員に渡した。5分ほどで、ラーメンが運ばれてきた。
しかし。。。太肉麺は30年前は650円程度だったと思うが、年々値上がりして今や950円w私の場合は、毎日のうように食べていたので、煙草と一緒で値上がりしても止められなかったが、950円のラーメンってどうなんだろうね^^;

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店
このラーメンの麺は、太めのストレート系の硬めで歯ごたえがある。私は好きな麺である。
スープは勿論豚骨なのだが、たれは塩ダレだと思う。そして、今やラーメンを好きな人には常識になった「マー油」が入っていて、これが桂花ラーメンの象徴である。また、太肉(ターロー)と呼ばれる角肉はトロトロでジューシーで染み出る脂の旨味が病みつきになる。また一緒に入っているキャベツがラーメンによく合い食が進む。知らない人が多いが、30年前は普通の「桂花ラーメン」にもキャベツが載っていた。何故今は載っていないかと言うと、当時冷夏でキャベツが大凶作で高騰した時に、「価格据え置きますのでキャベツの値段が落ち着くまで桂花ラーメンには入れません」みたいな張り紙があったのを覚えているが、それっきり「桂花ラーメン」の上にキャベツは復活していない。当時私もキャベツが入った桂花ラーメンが好きだったので、暫くの我慢と思いもう一つのキャベツの載った150円ぐらい高かった「太肉麺」に切り替えたが、お店の陰謀か・・・いまや桂花ラーメンにはキャベツが載らないのが常識になってしまったw
それに、今は「桂花ラーメン700円」「太肉麺950円」って・・・・250円も差が出来てしまったw

桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店
壁には、太肉麺の説明文が飾ってあったので紹介すると
「この太肉麺は、
昭和43年、東京出店の際に、考案した、いわば東京進出記念メニューです。
ラーメンの具材として角煮を用いる発想は、当時しては、かなり贅沢なものでしたが、ラーメン一杯を質量共に1回の食事たり得るものととらえ、栄養のバランスも考えて、ふわりと柔らかな太肉に、シャキシャキの生キャベツを盛り込んでいます。独特の風味と舌ざわりが大好評を博し、東京店では今や桂花ラーメンの代名詞ともなり、多くの類似品が生まれる程の人気メニューとなっております。
(商標登録認可済)」と書いてある。
言ってることは、もっともらしいが、じゃあ昔、普通の桂花ラーメンにキャベツが載っていた事実はどうなるんだw普通の「桂花ラーメン」は栄養のバランスを考える必要のないラーメンだとでも言いたいのかw

それにしたって、950円は高すぎるんじゃないか(--〆)


桂花ラーメン 東京新宿ふぁんてん新店
食べ終わってお店の階段を上ると、またラーメン屋が・・・「博多天神」・・・渋谷・新宿でよく見かけるチェーン店だ。
価格はリーズナブルで味はお店によって、作る人によってかなり違うお店w
この辺近くには、桂花の東口店や沖縄にもある「康竜」が新宿アルタ裏に控えており、なかなかの激戦地である。


住所 新宿3丁目21-4 第2サンパークビルB1,2
営業 月~土 11:00~24:45
日11:00~24:15

評価は恐れ多くてできません(>_<)私の原点のラーメンですから・・・



同じカテゴリー(その他)の記事
東京 天 ラーメン
東京 天 ラーメン(2009-03-12 16:31)


Posted by sabu at 15:24│Comments(2)その他
この記事へのコメント
おお!「桂花ラーメン」ですか。15年ぐらい前に歌舞伎町の中で食べたなぁ~。味はまったく覚えていませんが(-_-;)
他にも「ザボン」とかも行ったけど今でもあるのかな?
東京にいた頃は北区に住んでたので、新宿は少し遠くて、よく巣鴨の「千石自慢ラーメン」に行きました。背油チャッチャ系の流行り出した頃だったので、初めて食べた時は衝撃を受けましたよ。
あと環7の「土佐っ子ラーメン」の超ギトギトも(笑)
Posted by 大島よしお at 2009年03月06日 16:00
「ザボン」もまだありますよ^^;「土佐っ子」は池袋にあり経営者が変わって味も随分変わったようです。
Posted by sabusabu at 2009年03月10日 16:29
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。