東京見聞録/六日目2~ちばき屋PD 風音(かざね)~
「ちばき屋」の名前に惹かれて、過去2回ほどここで食べたことがある。しかし、じっくりと味わった覚えがない。いつも忙しない出張の合間をぬっての食事だったので味も殆ど印象に残っていない。今回もあまり時間がないのだが、お店も混んでないのでじっくりと味わえそうだ。食券機がゲート側に置いてある。ラーメンは基本的に醤油の「中華そば」と塩味の「塩そば」だけで800円、それに「大盛」と「煮玉子入」の950円のバリエーションとなっている。迷わず「中華そば」800円のボタンを押して奥のカウンター席に座った。厨房にはパートらしき女性が2人いるだけだった。ひとりが食券を受け取り奥に消えて行った。この時点でお客は私だけとなっていた。
ラーメンが出てくる間に、カウンターの説明書きなどを見ていると「ちばき屋」のラーメンの宣伝だらけだ。ここまで「ちばき屋」の名前を出したら、お客もここは「ちばき屋」の支店だと勘違いするんじゃないかぁ~などと思っている内に、3分と掛からずラーメンが運ばれてきた。
目の前に置かれたラーメンは、如何にも「これぞ東京ラーメン!」と言いたげな雰囲気を醸し出しているw具には海苔と支那竹(しなちく)とチャーシューと彩りを添えているカイワレが載っている。麺は細縮れ麺でかなり軽い感じの麺だ。好きか嫌いか問われると微妙な麺だ。この麺ならラーメンは2~3分で出来上がっても不思議ではない。だた、「ちばき屋」の麺も1分ちょっとで茹であがる麺で軽い麺だったと思うが、ここの麺とはちょっと違う感じがするのだが、どう違うのか指摘が出来ないw5年以上前に食べきりだから当たり前だと言えばそうなのだが・・・麺の茹で加減もここは茹で過ぎで麺のコシがダレタ感じになっている。
スープには背油が一面に細かく浮かびその美味しさを想像させる。飲んでみるとちょっとコクがない感じがしたが、全体としては美味しいスープだと思った。まあここのラーメンは職人じゃなくパートでも作れるラーメンを提供しているお店なのでそれほどの期待をしていたわけでないのである程度満足できるラーメンだと感じた。しかし麺を啜って食べ進んだが、途中で箸が止まってしまった。昼に「共楽」でラーメンを食べてから2時間半ぐらいしか経っていないのと、さっき空港で飲んだ生ビールで満腹感が襲ってきてしまった。それでも食べ進んだが、最後ちょっと残しでギブアップした。今度来ることがあったら必ず完食しますのでお店の人、お許し下さい^^;
ご馳走様でしたm(__)m
「ANA FESTA 52番ゲートフードショップ 風音」
営業 6:00~20:00
休み なし
住所 東京都大田区羽田空港3-4-2 東京国際空港第二旅客ターミナルビル 2F
ラーメンを食べ終えたのが、15:00時近くで慌てて15:30発の沖縄行きの58番の搭乗口に向かった。着くと直ぐに搭乗開始となり無事に飛行機に乗り込んだ。
飛行機は徐々に上昇し雲の近くまで来ると、富士山が雄大な姿を現してきた。羽田に向かう時にも見えていたが、沖縄に向かう今回の方が富士山の近くを通過するらしく来るときより大きくはっきりと見えていた。
那覇空港には18:00頃に到着し、今回の「東京見聞録」は終焉を迎えた。
さてと、また沖縄のラーメン屋を探しに行きますか^^;
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