沖縄のラーメン屋さん探訪記`08`09

ここは、昨年5月に突然、サンエー小禄ショッピングセンターの裏側にできたお店で、当時ラーメン350円、チャーシュー麺450円、つけ麺450円と何とも注文するのが悪いような衝撃の低価格でオープンし、当時はかなり話題になったお店である。
まだ、350円でやっていた昨年9月頃からお店に良く行くようになって店主から経営的に厳しい内情を伺うことが多くなった。素人判断で低価格でやってきたが、ギリギリの経営状態だったようで、価格を上げるか、お店を止めるかの切迫した状態だったようである。それから、麺を倍量に増やしてラーメン580円にしてみたり、スープを醤油系の透明スープに変えてみたり紆余曲折の2～3ヵ月だったようである。結局採算ベースギリギリのラーメン380円、チャーシュウメン580円、ネギチャーシュウ580円、餃子280円、麺追加100円（大盛100円追加）で落ち着いたようである。

お店の中に入ると２席残してほぼ満席。値上げしたころはいつもガラガラで心配していたが最近はこのような状態が続いているようなので人ごとながら安心し、空いてるカウンター席に座り「チャーシュウメン」を注文した。ここは店主一人で切り盛りしている上に、混んでいたのでラーメンが出てくるまで時間がかかることを覚悟していたが、すんなり５～６分で出来上がったｗ珍しいｗタイミングがよかったのか・・・

ここの麺は自家製麺である。お店の中には製麺機が置いてあり、毎日その日の分を打っているらしい。中太麺で弾力があって私の好きな麺である。チャーシュウは三枚肉系で喜多方ラーメンの「チャーシュウ麺」を彷彿させる切り方で15枚ぐらい載っている。薬味は粗ミジン切りのネギのみ。開店当時の450円のチャーシュウメンにはネギすら載ってなくて「あれ！？」って思ったのだが、その頃は価格が価格だけに・・・と納得したものだった。
スープは動物系のスープで臭み消しに生姜を入れているのだが、たまにこの生姜が強く出たり、いいバランスになったりするのだが、今日のは麺・スープともに最高のバランス。大満足で、店主にそのことを伝えると「麺もスープもその日によってブレがあるんで難しいんですよ」と照れながら答えていた。

因みに、ここの麺は沖縄製粉の「栴檀（せんだん）」という粉をつかっているらしい。1回の注文量は７５ｋｇ。1週間分だろうか・・・この辺は自分で製麺したことがないので皆目見当がつかないが、そのうち製麺の仕方でも教えてもらえたら良いなと思っている。

なんて、考えているうちにスープ一滴も残さず完食ｗおいしかったｗ

ごちそうさまですm(__)m



営業 11:30～21:30くらい
休み 水（日曜・祝日は営業）
住所 沖縄県那覇市鏡原35-20


【満足度】　★★★★★★★★☆☆
【　麺　　】　★★★★★★★★★☆
【スープ 】　★★★★★★★★☆☆