沖縄のラーメン屋さん探訪記`08`09

お店の構造はビニールを張った透明な店舗と屋外のテーブル2席とカウンターの作りになっている。お休みは雨が降った時だそうだｗここは以前は勘定後払いだった筈だが、いつの間にか前金制になった上に、カウンターまで自分で注文を伝えに来いと書いてある。今日は店員が二人いる。対してお客は私の他にはアベックが一組だけだ。この一人の従業員はカウンターでラーメンを食べていてもう一人がラーメンを作っている状況。２人も従業員がいて完全セルフ化ってどうなんでしょうね。。。人件費節約でオーナーさんがそうしているとすれば、的外れだと感じるな。１人でラーメンを作れるのならもう一人はどう言う理由で雇っているのだろう？ラーメンを食べるためじゃなかろう・・・

まあ、いいか・・・思い直してメニューを見ると値段は１年前と変わりがないｗえらいｗ
ここでは、いつも「こってり醤油ラーメン600円」を頼むのでカウンターまで行ってそれを注文した。
そう言えば、この店ではいつも奥の方に座ってしまうので、作るところをちゃんと見たことがなかった。今回は厨房の動きが丸見えだ。よい機会なので、しっかりと作り方を見ていたら、スープを入れた後に、寸胴から背脂らしきものを網ですくい柄杓をかぶせて丼ぶりに振りかていた。3回程の「背脂チャッチャ」である。一応やっていたのね(-.-)「背脂チャッチャ」・・・初めて確認できたｗ

カウンターでラーメンを食べていた方の従業員がラーメンを運んできた・・・なるほど、あなたは運び屋だったのね・・・でも、作っている人が運んできても間に合うと思うが・・・

余計な話はこれくらいにして、ラーメンの具には半熟卵半分、チャーシュー1枚と海苔とネギの輪切り少々が載ったシンプルなラーメン。スープの表面には脂が浮いているのはよく分かるのだが、背脂ギトギトのジャンクフードではない。4年前に食べた時には明らかに東京で20年以上前に長蛇の列を作った環七「土佐っ子ラーメン」の味を思い出すほど、ギトギトだったのだが、いつの間にやらその片鱗も無くなってしまった。以前来た時に、従業員に脂の量減らしたの？と聞いたら「余り入れないよう言われているんです・・・」との答えだった。

麺と一緒に食べてみたが、折角スープの上から振り入れた背脂が麺と絡まず何か物足りないｗ決定的なインパクトに欠けるピンボケしたラーメンになってしまっている。微かに背脂の味を感じるが、甘味には程遠い味になってしまっている。背脂の量だけの影響ではない気もするが、味が薄いと感じた。タレも影響しているのかもしれない。なんにしても、ここを背脂チャッチャのラーメンとして知らない人に紹介するのには、勇気がいるなぁ～ｗ

取り敢えず麺と具は食べつくしました。スープも頑張って甘味と旨味を探りながら飲んで行ったが、途中で断念した。久々にスープが飲み切れなかった。

 ご馳走様でした。ここは「背脂チャッチャ」してますが、ラーメンとしては「背脂チャッチャ」系とは言えないラーメンに変わったかもしれない。

ご馳走様でしたm(__)m

営業 22:00～翌5:30
休み　雨天
住所 沖縄県北谷町北谷1-12-4

【満足度】　★★★★★☆☆☆☆☆
【　麺　　】　★★★★★☆☆☆☆☆
【スープ 】　★★★★☆☆☆☆☆☆